『その先のむつ市へ』 ~新しい時代の幕開け~

 

 まずは、昨年を一文字で。「走」。
 憲法駅伝を走り、公務で国内外を走り回り、政策でも走り続けることができました。
 あけましておめでとうございます。むつ市民のみなさまにおかれましては健やかに新年をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
 走ることはシンプルなようで難しく、多くのことを学びました。
 5月の憲法駅伝では選手として沿道のみなさまから大きな声援を受け、応援が背中を後押しすることを肌で感じました。
 そして、毎朝の体力づくりとしての走りにも終わりはなく、健康な状態でいられるのもチャレンジをコツコツと続けてはじめて達成できるということも実感しています。
 昨年の6月の再選以来、現在2期目を駆けています。
 無投票再選という結果は、自分自身にもっと多くの市民のみなさまの声に耳を傾けなければならない、そしてもっと多くの市民のみなさまの声を形にしなければならないという二つの課題を提起しました。
 2019年は、これまでの挑戦によって見えてきた道筋をより確かなものとし、多くの市民のみなさまが毎朝“希望をもって目覚められる”ようなむつ市にしたいと強く願っています。
 県内外に出かけると、むつ市が元気だと言ってもらえることが多くなってきているような気がします。政策面でトップランナーを自覚し、挑戦し続けた結果だとも考えています。
 ただ一方で、どれだけの市民のみなさまが生活の中でこのことを実感できているのかと思いをはせることも多いです。
 むつ総合病院の待ち時間は長いまま、下北半島縦貫道路もまだ全線開通のメドがなく、子供たちの教育水準は県内でも上位とはいえません。お年寄りが将来に不安のない毎日を送れているのか、パパやママに子育ての幸せを実感できる環境を整えられているのか…。
 まだまだ、目の前に大きな課題が立ちはだかっています。成果を市民の暮らしの中で手にとって実感していただけるよう一歩でも更に進める一年にしたいと思います。
 今年は、むつ市制施行60周年の記念すべき年となります。
 第一弾のイベントとして、宇宙飛行士の金井宣茂氏によります記念講演を1月20日に下北文化会館で開催します。一年を通じて、むつ市内が祝祭に満ちた年になることに大いに期待をしています。みんなで盛り上げていきましょう。
 加えて、5月にはいよいよ新しい時代が幕を開けます。
 むつ市もこの新しい時代に相応しい挑戦を続け、“平成のむつ市”から一歩進め、豊かさを実感できる、かがやく笑顔で暮らせる、希望に満ちたまちにみなさまと手をたずさえて進めていきたいと思います。
 今年の一字は、「進」と年末に振り返ることができるよう、諸課題に果敢に立ち向かい、そのあゆみを確実に進めたいと考えています。
 多くの市民のみなさまに実感としてむつ市がよくなったと思ってもらえる『その先のむつ市』を目指して参りますので、なお一層のご協力をお願い申し上げます。
 今年一年もみなさまにとりまして素晴らしい一年でありますように。

 

平成31年1月

むつ市長 宮下 宗一郎