平成23年度「町内会長と市長との懇談会」を開催しました
懇談会は、今後の市政運営やまちづくりに役立てることを目的に、市長が直接町内会長から地域の生の声を伺うものです。
今年度の「町内会長と市長との懇談会」は、町内会長及び行政連絡員146名の出席のもと11月24日(木)にプラザホテルむつで開催しました。
今回は、道路・側溝、防災無線に関するものや変更されたごみ袋に関するものなど、34町内会より47件のご意見・ご要望をいただきました。平成23年は、東日本大震災が発生した影響からか、災害や防災対策に関するご意見等が多く挙げられました。
6件の懇談会テーマと回答は次のとおりです。
平成23年度 町内会長と市長との懇談会テーマ
川内町安部城地区会
意見・要望
一人暮らしの高齢者の家庭に携帯電話を無償配布して、料金も無料で、災害時の安否の確認や災害情報等を素早く伝えることはできないか。
回答
市では災害時の対応として、一人暮らしの高齢者および高齢者のみの世帯に対し、自力の避難が困難な方々を「災害時要援護者」として登録し、その情報を民生委員や地区の消防団等と共有しつつ安否を確認する体制を推進しております。
また、FMアジュール放送や携帯電話の防災かまふせメール、防災行政用無線での周知等、多様な手段でお伝えしております。携帯電話は、あくまでも個人が任意で購入する、ある種の嗜好品のようなものであり、プライベートにかかる通話料の問題も発生することから、公費で支給することは多くの市民の理解が得られないものと認識しております。
文京町町内会
意見・要望
むつ運動公園野球場への放射性物質混入の問題について、その後の対策および進捗状況は?
回答
この件では、市民のみなさまには長期間にわたり大変ご心配やご迷惑をお掛けしております。これまで、周辺町内および市民すべてを対象とした住民説明会を実施し、混入した経緯や放射線量等の測定結果をお知らせしてきました。その後市では、専門家の意見を伺いながら撤去・運搬方法、撤去先の仮置きの方法など検討しており、さらに安全と安心が保たれる方策について県の担当部署の指導・助言を仰ぎ検討を重ねているところです。
なお、放射線量率につきましては、空間放射線量率測定を継続して行なっておりますが、数値に大きな変動はありませんでした。今後も引き続き監視を行い、市のホームページ等で公表していく予定です。
角違町内会
意見・要望
カモシカの被害が甚大であるため、カモシカの食害対策として、天然記念物の動物の数を制限するよう市から発信してほしい。
回答
カモシカは、国の特別天然記念物として保護が図られてきたものの、近年は生息環境の変化により、農作物等の食害が発生しています。そこで、カモシカの個体群の安定的維持を目的として、文化庁・環境省・林野庁で三庁合意が交わされ、全国で下北半島を含む13か所が保護地域に設定されています。今後は県に対し、「下北半島のニホンカモシカ特定鳥獣保護管理計画」の策定および個体数調整を実施できるよう要望してまいります。さらに、被害対策として防護ネット設置を検討したいと考えております。
南町町内会
意見・要望
国において、原子力防災地域の拡大が検討されているが、今後、市でその対応策を検討する際には、市民や行政連絡員等からの声も聞いてほしい。
回答
原子力防災は、下北半島全体の問題であることから、近隣8市町村により「原子力発電所に係る市町村長会議」を開催し、より具体的な内容を協議していく予定です。今年度の市総合防災訓練では、原子力災害を想定した海路からの避難訓練を実施しています。今後、国の指針が明確に示されれば、各方面からのご意見等を聞きながら、地域防災計画に反映していきたいと考えております。
大湊上町町内会
意見・要望
ごみの出し方について、町内会に入っていない人および町内以外の人の中にマナーが悪い人があり困っている。市政だより等で、年に何回かごみの出し方を啓蒙してほしい。
回答
ごみの出し方については、以前より市政だより等に記事を掲載しておりましたが、未だ分別されていないごみがごみ収集場所に残されているとの連絡が寄せられることがあります。このことから、従来の市政だより、市ホームページおよびFMアジュール放送等を利用した広報活動に加え、アパートに入居する町内会未加入者向けに、不動産会社等にご協力をいただき「ごみ収集カレンダー」を配布したり、転入者の転入手続き時にも直接配布するなどして、より一層ごみの出し方の啓発に努めてまいります。
防災行政用無線の維持管理や難聴対策等について
防災行政用無線については、多くの町内会長等よりご意見やご要望をいただきました。
回答
○維持管理について
現在、防災行政用無線に係る保守点検業務は、市内全域において毎年実施しており、今後も継続してまいります。
また、保守点検結果に基づき、計画的な維持管理に努めてまいります。
なお、突発的な故障などについては、ご連絡をいただければ迅速に対応いたします。
○難聴対策について
難聴地区に関してのご要望は、以前から寄せられており、原因は住宅地の拡大、機器の老朽化等さまざまですが、市としては、町内会等からのご要望を踏まえ、屋外子局設備の新設、移設、スピーカーの種類変更、向きの調整などを計画的に実施してまいります。
※戸別受信機の設置要望について
戸別受信機については、今後のむつ・川内・大畑・脇野沢各地区の防災行政用無線周波数の一元化およびデジタル化の計画もあり、多額の経費を要することから、受信機の設置は調査・研究をしながら検討を重ねてまいります。
防災行政用無線放送は、各種緊急情報、行政情報等を迅速かつ平等に市民のみなさまに提供する設備であるという観点から、今後においても、地域の実情を十分把握しながら、適正な配置、管理を実施してまいります。



