使用済燃料の輸送や貯蔵に用いられる専用の容器のことです。鋼鉄製で、たいへん丈夫につくられています。

また、キャスクは、落下試験、耐火試験、浸漬試験等の健全性実証試験により、その安全性がさまざまな角度から確かめられています。

使用済燃料は、発電所でキャスクに入れて密閉された後、中間貯蔵施設へと運ばれますが、原子力発電所から搬出する前や、中間貯蔵施設に搬入される時など、輸送にあたっては何度も検査を行い、安全が確かめられます。

使用済燃料の主な貯蔵方式としては、水を張ったプールの中に貯蔵する「水プール方式」もありますが、むつ市の使用済燃料中間貯蔵施設で予定されているのは、金属キャスク方式です。

 

金属キャスクの特徴

金属キャスクは、次の4点の機能が備えられており、使用済燃料を安全に貯蔵することができます。
 

  1. 使用済燃料に含まれている放射性物質をキャスクの中に閉じこめる
  2. 使用済燃料から出る放射線を遮る
  3. 燃え残りのウランやプルトニウムが臨界を起こさないようにする
  4. 使用済燃料から発生した熱を取り除く

それぞれの詳細については、金属キャスクの4つの備えをご覧ください。