鳥獣対策として効果が期待され、全国的に普及がすすんでいるモンキードックを活用した追い上げ及び追い払いを、平成20年度からむつ市に導入し、通年実施されている野猿監視業務及び電気柵設置等と併せ、むつ市の新たな被害対策とし、農作物被害等の軽減を図るものです。

(1)訓練所  平成19年6月から

 県内2箇所の警察犬訓練を視察し、交通の便等を考慮したうえで訓練所を決定しました。

  •  (社)日本警察犬協会 警察犬おいらせ訓練所

上北郡おいらせ町上前田80-3
公認訓練士 小山田松男

 2000年度全国日本服従訓練競技大会アマⅠ部、アマⅡ部で優勝するなど、優秀な警察犬を輩出しています。

(2)犬の選定 平成20年2月

 習性を考慮し訓練士の意見を参考に選定(訓練所で警察犬訓練中の犬を推薦)

 ゴン太(オス)  ハナ(メス) 

  • サルに対して最大の威圧感を与える
  • 深追いしないこと。呼んだら戻ってくること
  • 犬と数人のパートナーを組むことができること
  • 素人でも扱いやすいこと

(3)訓 練  平成20年4月~

 基礎訓練、実用訓練(野猿監視員2名、鳥獣対策室職員)

訓練にて
  • 基礎訓練(行進、停止、伏せ、招呼等)
  • 飼育方法、犬に関する知識を習得
脇野沢地区にて
  • サルの群れと遭遇させ、実用訓練
  • パートナーとの合同基礎訓練、吠え訓練

(4)引 渡  平成20年8月1日

 訓練所より訓練終了証を頂き、市長よりモンキードック辞令交付を受け、各群れへの配属が命じられました。費用については、1頭500,000円(犬代、訓練費、注射代等を含む)

(5)運 用  平成20年8月2日から

 A2-85群にゴン太、A2-84群にハナを野猿監視員とともに毎日配置しています。
 (4~6・10~3月の期間は午前8時~午後5時まで。7~9月の期間は午前5時~午後7時まで。)
 出没状況により、時間どおりにはならないこともあります。

  • 飼育場所  むつ市脇野沢地区犬舎
  • 食  事  夕方1回(ドッグフード)

(6)効果について

  • サルが犬の気配を感じ、人家周辺及び耕作地へ近づかない効果がみられます。
  • 導入後と昨年の同時期の農作物被害を比較すると約7割減少しています。
  • A-85群の遊動域が冬の遊動域(奥山)を利用するようになりました。
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