海の子保育園の園児がサケの稚魚を放流しました
4月25日、関根地区にある海の子保育園の4歳児・5歳児の園児たちが、近くの津軽海峡に注ぐ出戸川に、サケの稚魚約5万尾を放流しました。
この行事は、保育園のある地区の関根浜漁協が、子どもたちに豊かな自然を育む魚を身近に感じてもらおうとはじめたもので、数十年来続けられている取り組みです。今回放流した稚魚は川内町漁協から提供されました。
園児たちは、関根浜漁協の成田組合長の「サケの稚魚はみなさんが小学校2年生、3年生になる頃に、大きくなってこの川に戻ってきます」との話を聞き、慎重な手つきでバケツから稚魚を優しく川に放すと、元気に泳ぎ出す稚魚たちを見ては盛んに歓声をあげ、その行方を見守っていました。
稚魚は、海に下った後、沿岸から沖合へ移動し、アリューシャン列島海域まで回遊して、3~5年後には出戸川へと戻ってくる見込みです。
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