2019年禁煙週間テーマ 「2020年、受動喫煙のない社会を目指して~たばこの煙から子ども達をまもろう~」

 世界保健機関(WHO)は、毎年5月31日を『世界禁煙デー』に、厚生労働省では毎年5月31日から6月6日までを『禁煙週間』と定め、禁煙や受動喫煙防止についての普及啓発をおこなっています。
『世界禁煙デー』および『禁煙週間』をきっかけに、あなたとあなたの大切な人々をたばこの煙から守るために、禁煙や受動喫煙防止に取り組んでみませんか。
 

たばこの害について

 たばこの煙には4,000種類以上の化学物質が含まれ、その中の60種類以上の物質に発がん性があると言われています。喫煙者本人のみならず、喫煙者の周囲にいる人がたばこの煙を吸わされる受動喫煙により健康に悪影響を与えることがわかっています。

●喫煙者本人への健康影響

 喫煙は成人死亡の最も大きい危険因子と言われています。がん(肺がん、喉頭がん、食道がん、肝臓がん、胃がん、すい臓がん、子宮頸がんなど)、脳卒中、心筋梗塞・狭心症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、2型糖尿病、歯周病など多くの病気のリスクを高めます。また妊娠中の女性の喫煙は、早産、胎児の発育不全や低出生体重のリスクを高めます。

●受動喫煙による健康影響

 脳卒中、狭心症・心筋梗塞、肺がん、乳幼児突然死症候群(SIDS)、ぜんそくなどのリスクを高めます。また、小児においては、ぜんそくの発症や重症化、中耳疾患、虫歯、息切れのリスクが高くなります。

 喫煙の健康被害について [319KB pdfファイル] 


かいわれ大根の生育にもこのような違いが!!

 カイワレ大根の生育の違い 

 左側がたばこの葉を入れた水道水で育てたかいわれ大根、右側は水道水のみのものです。
たばこの葉を入れたかいわれ大根の種はまったく発芽しませんでした。それは、たばこに含まれる有害物質の影響によるものです。

禁煙にチャレンジしてみましょう

 禁煙しようとしてもやめられず吸い続けてしまう方も少なくありません。それは、たばこに含まれるニコチンに依存性があることが大きく影響しています。

 現在たばこを吸っている方へ。「禁煙は辛く苦しいもの」というイメージを持っていませんか?一定の条件を満たせば医療機関による禁煙治療が受けられ、また禁煙補助薬を利用することで比較的楽にたばこをやめることができます。

 禁煙に失敗した経験がある方へ。禁煙は何度も挑戦することができます。過去の経験を活かしつつ、より確実な禁煙方法を知ることで成功率が上がります。

 禁煙の意思がない方へ。今はその気持ちがなくても、今後禁煙に興味が出た時のために正しい情報を知っておきましょう。

 

禁煙治療医療機関一覧及び禁煙治療スクリーニング(青森県がん・生活習慣病対策課HP) 

 

【むつ市内における禁煙外来(保険適用で禁煙治療ができる医療機関)】

◆むつ総合病院 禁煙外来(総合科)    電話 0175-22-2111

◆どんぐりこどもクリニック 禁煙外来   電話 0175-24-5656

◆みちのくクリニック           電話 0175-22-1171

◆村中内科・心療内科医院         電話   0175-23-0120

 受動喫煙をなくそう

  受動喫煙をなくし周囲の人々の健康を守ることも大変重要です。喫煙者が禁煙することが一番の方法です。また、他の人に煙の影響が出ない指定された喫煙場所で喫煙することが求められます。

 青森県では、施設内禁煙対策が適正に実施されていることが確認できた施設を「空気クリーン施設」として認証しています。むつ市内で登録している飲食店も掲載されていますので参考にしてください。

 「空気クリーン施設」認証施設(青森県がん・生活習慣病対策課HP)

 たばこは「マナー」から「ルール」の時代へ

 2018年7月、健康増進法の一部を改正する法律が成立し、受動喫煙を防止する取り組みが強化されています。2019年7月より学校、児童福祉施設、病院・診療所、行政機関の庁舎などにおいて敷地内禁煙が開始となり、2020年にはそれ以外の多くの人が利用する施設(飲食店、オフィス、事業所など)において原則屋内禁煙となります。たばこの煙から健康を守るために、地域全体で取り組んでいきましょう。

 

●関連情報
厚生労働省の最新たばこ情報(公益財団法人 健康・体力づくり事業財団HP)