支援会議の役割

エリアマネジメント活動の内容は多岐に渡り、専門的な知識、技術を必要とするものもあります。

そこで、協議会での活動計画の審議、分科会での事業手法の検討や事業計画の立案、分科会参加者が将来的にエリアマネジメントの担い手となれるための支援など、様々な場面で、協議会の活動を支援します。

構成

弘前大学北原啓司教授、株式会社まちづくり計画設計、むつ市庁内関係部署、分科会コアメンバー(各分科会のリーダー)、専門事業者等

第1回 エリアマネジメント支援会議

開催日時 平成24年10月25日

開催場所 本庁舎大会議室2

開催内容 分科会での検討の途中内容について、支援会議にて修正・調整箇所をチェックする。

 概要

今後の進め方・まとめ

  • アイディアを実現させるためには、実際に動かなければならない人たちが居る。
  • 例えば、地権者さんがやる気になればできるかも知れない。
  • つまり地権者や何らかの権利を持っている人たちに、本当にやってもらえるか。
  • 協議会の中で、協議会と分科会が一緒に議論して、誰がどう担っていくのかという議論を進めていかないと、いつまでも動かないという状態になる。
  • 次の段階に進むためには、協議会や商工会議所、社会福祉協議会など既存のグループと相談しながら、担い手組織ができるか、誰に協力して貰うか等、具体的な個人の名前も含めて考えていかないと、「誰かがやるだろう」で終わってしまう。

居住環境検討分科会 検討途中内容の協議・調整

都市建築課との調整事項
調整事項1:市営住宅の建替計画との、戸数、整備時期などの整合性について
  • 市では市営住宅緑町団地、川内木品木団地の建替に取りかかっている。
  • それ以外の団地は、建替計画は決まっていない。
  • 統廃合も含めた建替計画を、平成27年度に見直す予定。
  • 戸数や整備時期など、具体的な提案があれば盛り込む可能性はある。
  • 現在建替を進めている2団地以外の団地は、平成27年度の計画見直し以降に着手する可能性が高い。
  • 平成27年度以前に前倒す場合は、市の単独予算での建替となるので厳しい。
  • 但し、分科会からの具体的な提案があれば市でも検討したい。
調整事項2:直接建設ではなく、民活型での市営住宅整備の可能性について
  • 採用する可能性は有る。
  • 市及び民間事業者のメリット、デメリットを整理し比較検討する必要がある。
調整事項3:田名部まちなか地区における整備用地の取得の可能性について
  • 田名部まちなか地区は、商業地であり近隣に教育施設もある。入居者の需要、利便性の向上が見込まれる。候補地としての要件を満たしている。
  • 市が用地取得をすることも含めて可能性がある。
  • 全体戸数を増やすのではなくて、街なかに住宅を確保することを前提に、外側の住宅を減らすことを既に考えている。
介護福祉課との調整事項
調整事項1:生活相談員の派遣など、シルバーハウジング型公営住宅の整備の可能性について
  • 介護福祉課では、シルバーハウジング自体は現時点で考えていない。
  • 生活相談員の派遣は、地域振興交付金を活用した地域自立生活支援事業で実施可能である。市の持ち出しが19.75%ある。あとは県、国、介護保険料も使う。
  • 生活相談員の派遣には、市が直接職員を雇用する直接型、社会福祉法人に委託する委託型がある。
  • いずれの方法でも、LSAの業務範囲をどこまでにするか、有資格者を揃えられるかなど課題がある。
  • LSAの派遣は、シルバーハウジング型公営住宅でなくても可能。サービスの受け皿として、どういう住宅がむつ市に合っているのか。借上か直轄か、民間を支援するのか。市でも建設部と保険福祉部の両方で検討していく。

街並み・景観検討分科会 検討途中内容の協議・調整

(1)教育委員会総務課との調整事項
調整事項1:町内会からの要望として、第一田名部小学校に至る階段の補修が要望されている件についての対応方針について
  • 第一田名部小学校南端広場整備計画があるが未実施。実施時期も未定。
  • 整備に伴い、一時的に通学路の変更などもあり得るので、長期休業中に整備したい。
  • 冬期間、階段の雪は学校の技能員が除雪して通行可能にしている。
  • 階段の右手のフェンスも老朽化しているので補修が必要である。
調整事項2:北児童公園の整備等について、「小学生の意見も聞きたい」との要望が有り、その対応可能性について
  • アンケート、直接聞き取り、絵に描いて貰うなど、どの手法にするか検討が必要。
  • 全校生徒440名、1学年70~80名なので、直接聞き取りは難しい。
  • アンケートなら可能性有る。但し、低・中・高学年向けに3種類の調査票が必要。
  • 集計作業を誰がやるのか検討が必要。学校に依頼することもできる。
  • 絵を描いてもらう場合、選択式の冬休み課題の一つにしてもらう方法はある。
  • 但し、キャッチコピーなど、子ども達に「描きたい」と思わせるものが必要。
  • また、対象学年も絞る必要がある。(イギリスでは高学年)
(2)都市建築課との調整事項
調整事項1:北児童公園を含む市の公園整備の方針や長期計画との整合性について
  • 平成24~25年度で公園の長寿命化計画の策定作業中。
  • 市では分科会で話し合われた内容も計画に取り入れていきたい。
調整事項2:北児童公園下の空き家の買取、広場整備の可能性について
  • 空き家はこのまま放置すると危険なので、今年の冬に向けた解体、取得を交渉したが、折り合いが着かなかった。
  • 分科会から色々な提案をしてもらって、その提案をもって今後も交渉はしていく。
(3)もうたり倶楽部との調整事項
調整事項1:第一田名部小学校に至る階段上の看板の撤去、移設の可能性について
  • 移設・撤去できるのかなど、分科会で確認する。
(4)青森県神社庁との調整事項
調整事項1:神明宮と北児童公園の境界柵について、出入りしやすいようにしたいとの意見が出ており、改善の可能性について
  • 柳町神明宮は、熊野神社に聞くと良い。 

公共施設検討分科会 検討途中内容の協議・調整

明神川の環境整備について

(1)環境政策課との調整事項
調整事項1:現在進められている明神川の水質調査の進捗状況および今後の事業予定について
  • 市では明神川の水質調査を年4回行っている。
  • 明神川は生活排水が原因で自浄作用が働いていない。
  • ホームページや市政だよりで生活排水の出し方について啓発をしているが、あまり効果が得られていない。
  • 今年度は、流域住民を対象とした明神川水質改善啓発事業をNPOシェルフォレスト川内に委託。
  • 第一田名部小学校5年生を対象として、明神川と近くの小川の水質の違いを理解してもらう。子どもを通して親に生活排水のあり方について考える機会を提供する。
  • また、田名部駅前地区の商店街関係者への説明、アンケートを実施する。
  • 今後もこれ以上水質が悪化しないように、ソフト面での啓発を考えている。市政便りの啓発記事の掲載回数を増やすなど。
  • 委託経費は補助事業を活用しており、来年度も補助事業があればNPOへの委託も継続していく。
(2)土木課との調整事項
調整事項1:今後の明神川の改修等の事業予定について
  • 明神川の改修工事は、現在予定していない。
  • 市では田名部祭の時期も含めて年2回泥上げ、高圧洗浄機で来さまい館付近の炭田層の洗浄もしている。但し、1ヶ月もしない内に汚れが溜まってしまう。  
調整事項2:明神川に流れ込んでいる地区内の湧水の管理状況、活用可能性について
  • 土木課では、湧き水について把握していない。
  • 湧き水と河川は別管理である。
  • 環境政策課の水質調査の結果によるが、現段階では活用可能性も考えていない。
  • 湧き水を飲料水として使う場合は、環境政策課か保健所の管轄。使わない場合は、市では管理できない。
  • 湧き水は一つの資源。井戸マップを作成して、活用ができるか簡単な調査をしてみても良いかも知れない。名前をつけて井戸巡りをするなどすると、楽しいかも知れない。
(3)下水道課との調整事項
調整事項1:明神川水系に関わる公共下水道整備事業の進捗状況について
  • むつ市の下水道事業は平成7年度に着手、平成15年から供用開始。
  • 本町・柳町は平成18年度から供用開始。
  • 明神川水域の内、56haが下水道認可区域、そのうち26haが整備済。整備完了は平成29年度以降。
  • 接続率は11%と非常に低い。
  • 下水道課としても、使ってもらうことも力を入れていきたい。
  • 明神川流域では単独浄化槽が多く、下水道に切り替えできないか市でも対策を検討中。
  • 協議会には五町連絡協議会など住民が参加している。
  • 下水道課から接続率のデータをもらって協議会に投げかけるというのも一つの方法。
  • 普及に向けた取り組みも一つの方向性かも知れない。

道のネットワークについて

(1)土木課との調整事項
調整事項1:田名部まちなか地区内の道路整備、改善等の事業予定
  • 田名部まちなか地区内の道路は、現状では整備改修の予定はない。
  • 整備できる部分は既に完了しており、市道であれば維持補修はできる。
  • 何が魅力で、どうしてそこを歩かせたいのか、どういう雰囲気で歩かせたいのかという事が分からないと、単なる舗装の域をでない。ポケットパーク一つにしても、人が来るから作るのか。逆に、作れば来るという発想もある。どんな道にしたいのかはっきりしてくれば、それに伴ったハード整備も考えられていく。分科会で議論してもらって、どうしても必要であるという事を打ち出すことが、ハード整備へのステップになる。ここに必要な道路整備はこういう姿というのを分科会から提案してほしい。
  • エリアマネジメントの中でまちなか再生に寄与する歩行空間を提案して貰えれば、土木課もサポートしてくれる。

地域活性化検討分科会 検討途中内容の協議・調整

(1)市立図書館との調整事項
調整事項1:図書館分館の整備予定、可能性について
  • 新たに他の分館をつくる予定無し。今後は、既にある分館を維持、強化していく。
調整事項2:蔵書の貸出の可能性
  • 市の図書館の場合、団体登録をすれば、1ヶ月30日の期限で月30冊の貸出可能。
  • 市の図書館への寄贈図書で、重複するなど余った場合は提供可能性有り。
  • 県立図書館でも、協力図書という形で、年間100~200冊の貸出を行っている。
  • 市の団体貸出の冊数を増やす、期間の延長は、一般利用客の予約対応が難しくなるため、検討はしてみるが、クリアするのは難しい。
調整事項3:モービル図書館など類似事業との連携の可能性について
  • 現在、川内、大畑、脇野沢へ行くスケジュールを目一杯組んでおり、新たなステーションを開設は難しい。
  • モービル図書館は、小学校では利用されるが、一般での利用は多くない。
  • この分科会が目指すところは図書館ということ以上に、交流できる、滞留できる場所づくり。溜まり場が欲しいという第一の目的を忘れないようにした方が良い。
  • 例えば、弘前にも情報センターがあるが、高校生が集まって静かに勉強している。そこに観光客も来たりする。
  • 街の中に無料で居られる場所を店以外にどれだけつくれるか。更にそこに行くと情報が得られる、雑誌を読むことができる空間をつくっていくである。
(2)商工観光課との調整事項
調整事項1:来さまい館1階ロビーの活用の可能性について
  • 来さまい館はむつ商工会議所に管理委託。商工会議所の許可が得られれば利用できる可能性ある。
  • 1階ロビーを非営利目的で使用する場合、1時間1,500円。
  • 利用料の金額は条例規則に定められており、額の低減など条例改正については即答できない。
  • 来さまい館は産業会館である。図書館より、産業の振興、中心市街地の活性化、市民等の交流促進等を前面に出して検討した方がよい。
調整事項2:指定管理者である商工会議所の自主事業としての展開の可能性について
  • 来さまい館、まさかりプラザ、イベント広場合わせての指定管理。
  • むつ商工会議所と協議して、自主事業とすれば可能性はある。
  • 再生協議会には商工会議所の副会頭も参加している。協議会に提案をしてみる必要がある。