ナビゲーションスキップメニュー
  1. 本文へ移動する

家庭から出されるごみの処理状況について

はじめに

廃棄物とは

 ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸 、廃アルカリ、動物の死体その他汚物又は不要物であって、固形状又は液状の物(放射性物質およびこれによって汚染された物を除く)をいい、産業廃棄物と一般廃棄物に大別されます。また、一般廃棄物は一般家庭の生活の中で発生する「生活系ごみ」と事業活動から生じる「事業系ごみ」に分かれます。

 ここでは、主に市民の皆様の生活から生じるごみの状況について説明します。

※事業系一般廃棄物については「事業所などから出るごみの処理」をご確認ください。

事業系一般廃棄物

ごみの中身は?

 むつ市内で発生する一般廃棄物のほとんどは、「アックス・グリーン」というごみ処理施設に搬入され、資源となるものを回収された後は、2,000度近い高温により、溶融処理(※1)されます。では、むつ市からアックス・グリーンへ持ち込まれるごみはどのようなものなのでしょうか?様々な視点から見てみましょう。

※1…ごみを2,000℃程度の高温により溶かし、溶融スラグやメタルとして回収する処理方法。

詳しくは、「下北地域広域行政事務組合のホームページ」このリンクは別ウィンドウで開きますをご確認ください。

1.生活系ごみと事業系ごみ

 アックス・グリーンに持ち込まれるごみの約3分の2が、一般家庭から出される「生活系ごみ」、約3分の1が市内の事業所から排出される事業系ごみとなります。

 アックス・グリーンは一般廃棄物の処理施設になりますので、事業活動から生じるごみのうち「産業廃棄物」になるごみは受け入れできません。

 環境省発表の「一般廃棄物の排出および処理状況等(平成26年度)」における比較でも、全国的に生活系ごみの比率は約65%とされており、市の排出状況も同様の傾向を示しています。

アックス・グリーンに搬入された生活系ごみ・事業系ごみの比率(平成26年度)

生活系ごみ・事業系ごみの比率グラフ

2.ごみの種類ごとの内訳

 次にごみの種類ごとの傾向を見てみますと、もえるごみが全体の約86%を占めており、市のごみの大部分がもえるごみとなります。

 もえないごみ、粗大ごみ、資源ごみは概ね5%程度で大きな変わりはありませんが、アックス・グリーンへの搬入量には、資源ごみの集団回収により回収されたもののうち、びん・ペットボトル・白色トレイなどの一部の資源ごみしか含まれていないので、それら以外の紙類や金属類も含めると資源ごみの割合はもう少し大きくなります。

平成26年度 ごみの種類別内訳(アックス・グリーンへの搬入量)

ごみ種別

3.ごみの性状

 家庭から収集され、アックス・グリーンに持ち込まれる生活系ごみの性状を分析してみると、生ごみ(厨芥類)が一番多く、全体の4割を示しております。

 この他には、紙類(16.1%)や草木類(24.3%)となっていますが、この調査を実施した時期が8月なので、草木類が多くなっておりますが、1年を通じてもこの3種類でもえるごみの約75%を占めています。

 生ごみは水分が多く重量があるため、比率が大きくなる傾向になりますが、逆にご家庭で水切りをしっかりと行うだけで「ごみの減量」につながるということでもあります。

 また、本来はもえないごみなどに分別しなければならないものは、「びん・ガラス」や「その他不燃物」などを合わせても約3%程度にすぎず、適切に分別されているように見えます。

平成27年度 もえるごみの性状分析結果(重量比)

もえるごみの性状分析結果

 次に同様にもえないごみを分析してみますと、「金属類」、「びん・ガラス」および「小型家電製品」の3種類で約90%を占めています。

 陶磁器・石類の5.8%を加えると、95%を超え、こちらももえるごみと同様に、適切に分別されて排出されているように見えますね。

平成27年度 もえないごみの性状分析結果(重量比)

もえないごみの性状分析結果

しかし、視点を変えて分析するとまた違った一面が見えてきます。

4.ごみの性状を分析してみた結果(適正に分別されているかどうか)

 今度は、「家庭から出されるごみが適切に分別されて排出されているのか」という視点で分析した結果です。

 まず、初めにもえるごみに関してですが、全体の約75%が「もえるごみ」として適切に排出されている一方で、前述のグラフでも見られましたが、「びん・ガラス」や「その他の不燃物」など、もえるごみに分別してはいけないものが僅かではありますが含まれていました。

 それ以外にも、本来は「資源ごみとして分別すべきもの」および「資源として回収が可能なもの」が併せて約20%程度混入されていたことが解りました。

 これらは、ほとんどが雑誌や新聞紙、ダンボール、雑紙などの紙類、ペットボトルになります。

 ただ、約75%はもえるごみとして適切に分別されているということでもあり、もえるごみでは、市民の方の分別意識がかなり進んでいることが解ります。

平成27年度 もえるごみの性状分析結果 適正排出状況

もえるごみの性状分析結果

もえるごみの性状分析1

もえるごみの性状分析2もえるごみの性状分析3もえるごみの性状分析4もえるごみの性状分析5

 一方、同様にもえないごみを分析してみますと、もえないごみが約4割程度しかなく、逆に本来資源ごみとして分別すべきものや資源として回収が可能なものが54.1%を占めていました。

 調査を始める前の写真を見ていただくだけで明かですが、もえないごみの多くが、本来なら資源ごみとして排出することとされている「空きびん」や「空き缶」であることが解ります。

平成27年度 もえないごみの性状分析結果 適正排出状況

もえないごみの性状分析結果

もえないごみの性状分析1

もえないごみの性状分析2もえないごみの性状分析3もえないごみの性状分析4

 もえないごみの場合、事業系ごみに関しても「空き缶」や「空きびん」が非常に多く含まれています。もえないごみの年間排出量は約1,200トン程度になりますが、その半分以上が資源ごみで占められていると考えると、非常に残念なことです。

 リサイクル可能なものも、もえないごみと一緒に出されると油などで汚れたり、壊れたりしてリサイクルに不適なものになってしまいます。

 資源ごみともえないごみ、しっかりと分別して出していただくことではじめて適切なリサイクルが可能となりますので、ごみを出す時点での分別が重要です。

ごみの排出状況

ごみ処理量の推移

 次に、市のごみに関する経年変化について見てみましょう。

 ごみは人間の出す物なので、人口とは密接な関係があります。

 次の表は過去10年間のごみ処理量と人口の推移になりますが、市のごみ処理量は、僅かずつですが人口の減少に合わせるように減少していることが解ります。

ごみ処理量と人口の推移

 人口は、10年前と比較して5,760人(△8.5%)減少し、ごみ量は3,095トン(△10.8%)減少しています。

市民一人1日当たりの排出量

《市民一人1日当たりの生活系ごみ排出量は全国・県平均を大きく上回る。》

 ごみの排出量全体では減少傾向にありますが、市民の方1人当たりの排出量という観点から見るとどうなるでしょう?

 むつ市の生活系ごみ1人1日当たりの排出量は、平成16年度以降、全国・青森県平均を上回ってからは上昇し続け、平成19年度に860gとピークを迎えましたが、以後は810gを境に横ばい傾向を示しております。

 現在では下のグラフのとおり、青森県や全国の平均をかなり上回っています。

生活系ごみ排出量

 全国的には1人当たりのごみ排出量は減少傾向にあるのに、当市や青森県平均では横ばいに近い、このことは青森県が全国最下位レベルから脱出できない要因の一つと言えます。

 ごみの総排出量は減少しているのに、一人当たりの排出量が横ばいに近いということは、人口が減っても一人当たりのごみを出す量が変わらないということになり、ごみの減量意識が根付いていない状況だと言えます。

市民1人1日当たりのごみ排出量(平成26年度)の比較

県内市町村 1人1日当たりのごみ排出量(生活系ごみ+事業系ごみの合計) むつ市との差 県内順位
新郷村

641グラム/人・日

-539グラム 1位

平川市

(市の部1位)

813グラム/人・日 -367グラム 9位
むつ市 1,180グラム/人・日 0グラム 38位
最下位の市町村 1,280グラム/人・日 +100グラム 40位

むつ市は県内最下位クラスとなっています…。

※詳しくは、「一般廃棄物の排出および処理状況等について」(青森県HP)このリンクは別ウィンドウで開きますをご確認ください。

リサイクル率

《市のリサイクル率は青森県内でもトップクラス。全国でも高いレベルにある。》

 1人当たりのごみ排出量は県内ワーストクラスですが、リサイクル率は、全国平均を大きく上回り、青森県平均と比較すると2倍近くもあります。

 この結果だけ見ますと「市民の皆さんの分別・リサイクル意識が非常に高い」ように見えますが、高いレベルの一定水準で推移しているこのリサイクル率にはからくりがあります。

リサイクル率

リサイクル率とは

 1年間のごみの総排出量に対し、資源として回収した量の割合のことをいいます。

 環境省では次の式で定義しています。

【リサイクル率=(直接資源化量+中間処理後再生利用量+集団回収量)/(ごみ処理量+集団回収量)×100】

 

資源として回収した量には、以下のものがあります。

  1. ごみ集積所から収集された資源物(紙類、びん類、ペットボトル、缶類、白色トレイ)、有害ごみなどを再資源化したもの
  2. 町内会が実施する資源ごみの集団回収により回収されたもの
  3. もえないごみや粗大ごみとして持ち込まれたものの中から選別した金属くずなど
  4. もえるごみ等を溶融処理したのちに生成される「溶融スラグ」などの副生成物

 なお、これらには市で数量が把握できないもの、たとえばスーパー等で行っている資源ごみの店頭回収量や、一般の方や事業者が直接資源回収業者に引き渡した量などは含まれていません。

 リサイクル率は、みなさんが「資源ごみとして分別しないで出したもの」から、手選別や機械選別などにより処理施設で経費をかけて回収した量や、ごみを処理して生成された溶融スラグなどをたとえば道路工事用資材などとして活用した量なども「リサイクル量」にカウントすることができます。

 当地域のごみ処理施設はごみを処理した際に「溶融スラグ」「溶融メタル」などが年間で3,000トン程度生成され、それらを土木用資材や金属精錬原料などとして売却しており、それらもリサイクル量に算入することができるので、高いリサイクル率が達成できているのです。
もし、そういった施設での回収量を含まないでリサイクル率を算出すると、(それでも十分に高い水準にありますが)概ね20%程度となります。

  • 溶融スラグ
    溶融スラグ
  • 溶融メタル
    溶融メタル

※詳しくは、「溶融スラグの有効利用について」をご確認ください。

ごみ処理に係る経費

 これまでは、排出されるごみの実態について見てみましたが、次は、排出されたごみがどのように処分され、そこにどれほどの経費が使われているか見てみます。

 ごみは基本的に以下の流れで処理されています。

ごみ処理の流れ

 この中で、むつ市が事務として行っているものは「収集運搬」と「最終処分」の2つであり、「中間処理」については、下北地域の大間町、東通村、風間浦村、佐井村と共同し、ごみ処理施設の「アックス・グリーン」で行っております。

 「アックス・グリーン」は、下北圏域の5市町村が、いくつかの行政サービスを共同で行うことを目的として設置した組織である「下北地域広域行政事務組合」が所管しており、市では「組合分担金」という形で、施設の管理運営に係る経費を負担しています。

※詳しくは、下北地域広域行政事務組合(組合HPに移動します。)このリンクは別ウィンドウで開きますをご確認ください。

※詳細なごみ処理過程については、「ごみのゆくえ」(組合HPに移動します。)このリンクは別ウィンドウで開きますをご確認ください。

ごみ処理費用の内訳

ごみ処理経費内訳

 ごみ処理経費の内訳を見てみますと、「中間処理」が全体で6割近くを占めています。次いで「収集運搬」が約2割となっています。アックス・グリーンでは市から出される一般廃棄物のほぼすべてを受入処理しており、かつ、中間処理後に焼却灰などの新たなごみを発生させないシステムのため、他地域と異なり最終処分場をほとんど使用しないことから最終処分に係る経費が非常に少なくなっております。

 また、平成26年度は「脇野沢赤坂地区不法投棄廃棄物撤去事業」を行っており、その事業に係る収集運搬やその他の経費が大きくなっているという特殊な事情もありますが、市のごみ処理経費の大部分はアックス・グリーンの維持管理に係る経費と皆様が出されるごみの収集運搬に係る経費で占められていることが解ります。

ごみ処理経費の推移

 市のごみ処理に係る経費の傾向は、過去5年では右肩上がりになっております。

 平成26年度は、消費税率の改定もあって特に大きな伸びとなっておりますが、その点を差し引いても、平成23年度以降は年ごとに徐々に増加している状況にあります。

 その中でも特に「中間処理」、つまりアックス・グリーンでのごみ処理および施設の維持管理に係る経費の伸びがもっとも大きい状況にありますが、増加の主要因は、アックス・グリーンの運転に係る電気料金と補助燃料である「LPG」の価格高騰によるものです。

※平成25・26年度と「その他」の経費が急激に増加しているのは、「脇野沢赤坂地区不法投棄廃棄物撤去事業」に係るもので、毎年度経常的に発生するものではありません。

ごみ処理経費年度別推移1

ごみ処理経費年度別推移2

ごみ処理経費の削減方法

 ごみは日々発生するため、ごみ処理をやめることはできません。

ごみ処理に係る経費の削減方法は、節約、事業廃止又は延期などにより経費圧縮を図る他には、

  1. 処理すべき「ごみ」の量そのものを減らす。
  2. 「もえるごみ」から「資源ごみ」にするなど、より経費負担の少ない処理方法に回す。

の2つが重要になります。

 このうち、(1)は非常に簡単な理屈で、ごみが無ければ処理費は掛からないということです。

 (2)は、少し解りにくいですが、たとえば「もえるごみ」に関しては、市で最後まで処分しなければなりませんが、びん、缶、ペットボトルなどの資源ごみは、市の役割が、収集して一時保管し、一定量が貯まれば、資源化を行う施設に引き渡すだけであり、処理や処分に係る経費がかかりません。

 引き渡し先の引き取り条件に合わせ、ペットボトルや缶類を圧縮したり、梱包したりする必要があったとしても、処理・処分経費よりもずいぶんと負担が小さいものになります。

→ごみの減量やリサイクルに振り向けることは、ごみ処理経費の削減にも効果があります。

ごみの減量化とリサイクルの促進

ごみの減量化の方法

2R(リデュース・リユース)の実施

リデュース(発生抑制)

 リデュースは、ごみの発生自体そのものを抑制するという考え方です。ごみは、たとえ資源として循環再利用する場合でも、発生した時点で少なからず 環境・処理経費への負荷を生じさせることになりますので、ごみ処理による環境負荷低減、処理経費削減のためには、これを発生させないことがもっとも効果的です。

※主なリデュースの方法

  • レジ袋不要のマイバックの持参、レジ袋の再利用だってごみ減量
    レジ袋不要のマイバックの持参
  • マイボトル、マイ箸持参
    マイボトルマイ箸持参1 マイボトルマイ箸持参2
  • 詰め替え用品を使って、容器のむだを排除
    容器のむだを排除1 容器のむだを排除2
リユース(再使用)

 リユースは、いったん誰かが利用した製品、部品、容器などを再使用することです。もともとあるものを再度利用するため、ほとんどごみが発生せず、リサイクルと比較してもエネルギーの使用が少なく、資源が失われることも少ないため、資源循環の効率が良いものとなります。

※主なリユースの方法

  • リサイクルショップ・不用品交換の活用。自分がいらないものも他人には必要なものかも?
    リサイクルショップ・不用品交換の活用1 リサイクルショップ・不用品交換の活用2
  • フリーマーケットに参加してみましょう。市内でも毎月のように開催されています。
    フリーマーケット
  • レンタル・リース品を活用しましょう。めったに使わない物は買わないでレンタル、リース。
リユース可能な衣服の回収

 デザインが古い、体型が変わって着られない、子どもが大きくなって着られない、そんな服が結構あるけど、リサイクルショップに持ち込むのは照れくさい、フリーマーケットに出すには品数が少ない、でも捨てるのは「もったいない」という方は、市で回収しております。

リユース可能な衣服の回収画像1 リユース可能な衣服の回収画像2

※詳しくは、「衣服のリサイクルを行っています」をご参照ください。

生ごみの減量

3つの「きる」で生ごみ減量

STEP1:食材は使いきる…食材は必要な分だけ購入、そしてむだなく使いましょう!

  • 買ったのに使わないで、消費期限切れで廃棄しなきゃならない。
  • まだ残っているのに、忘れてしまって同じ製品が2つになってしまった。
  • ふだんはそんなに使わないのに、ついつい安いから買い置きしてしまった。

→家計にも、ごみ処理にも優しくないむだ!計画的な購入でごみも減ります。

 ふだんは捨ててしまう野菜の皮やへたには、意外と栄養豊富! 捨ててしまうのは「もったいない」という人はたくさんいるようで、インターネットで「野菜の皮」と検索するだけで、たくさんのレシピが紹介されていますので、チャレンジしてみては?

※こんな取り組みもあります…消費者庁HP[食品ロス削減レシピ]もったいないを見直そうこのリンクは別ウィンドウで開きます
STEP2:料理は食べきる…作った料理はおいしく完食!

  • せっかく作った料理です、好き嫌いせずに、感謝を忘れず食べきりましょう!
  • …その前に、作りすぎていませんか? 家族の人数や予定を考えて、食べきれる量で作りましょう。
  • 料理が残ってしまったら、冷凍保存や明日のお弁当に替えましょう。

STEP3:生ごみは水気をきる…ごみ処理に水分は不要です。水切りにご協力を!

  • 生ごみの重さの8割程度は「水」です。ごみの4割は「生ごみ」です。
    →現状は、市民一人一人がアックス・グリーンの溶融炉内に「水」を投入し、消火に努めているようなものです。
  • 水は意外と重いものです。
    →ごみ減量は「水」の減量でもあります。ごみそのものを減らすのはかなりたいへんですが、ごみに含まれる水を減らすためには、生ごみを捨てる時にギュッと一絞りするだけでかなりの減量になります。

※青森県では、「3つの「きる」で生ごみを減らそう!キャンペーン」を実施し、生ごみの減量に取り組んでいます。詳しくは、「3つの「きる」で生ごみを減らそう!キャンペーン実施中」(青森県HP)このリンクは別ウィンドウで開きますをご確認ください。

※青森県の生ごみ事情やエコ料理レシピ集などは「食品ロスの削減と生ごみの水切りに取り組みましょう」(青森県HP)このリンクは別ウィンドウで開きますをご確認ください。

ダンボールコンポストを利用した生ごみの減量

 市では、ご家庭でも気軽に始められる簡単な生ごみの堆肥(たいひ)化方法として、ダンボールコンポストを紹介しております。

 これは、ダンボールを利用してコンポスト容器を作成し、生ごみを堆肥化して、家庭菜園などで利用してもらうというもので、ごみの減量にも繋がります。
毎年、春から夏にかけて講習会も実施しておりますので、生ごみの減量化のため、取り組んでみてはいかがでしょうか。

ダンボールコンポスト

詳しくは、「ダンボールコンポストで生ごみの堆肥化を!」をご参照ください。

ごみをリサイクルする方法

資源ごみのリサイクルについて

《資源をごみに出さない工夫をしましょう!》

資源をリサイクルする3つの方法
  1. 町内会で実施している資源ごみの集団回収を活用してみませんか?
    各町内会では、資源ごみの集団回収を実施しています。
    集団回収場所では、資源ごみに分類されるもののほか、布類(木綿製品)や金属類(なべ、ストーブ、煙突などの大部分が金属製のもの)などもあわせて回収しています。
    また、市では町内会の集団回収活動に対し、回収量に応じて奨励金を支給しています。町内会活動の一助にもなりますので、ぜひ活用してください。
    ※集団回収場所毎に開設時間や受入品目が異なる場合もありますので、ご利用に際しては回収場所を管理する町内会にご確認ください。
    ※詳しくは、「資源ごみの集団回収について」又は「平成28年度 資源ごみ収集カレンダー」を参照ください。
  2. 市内2箇所の古紙リサイクルセンターを活用しましょう。
    青森県・市・市内の古紙回収業者が連携し、平成24年度から、市内の民間の資源回収業者の施設内に『むつ市古紙リサイクルセンター』が設置されています。ご家庭から出るダンボールや新聞・雑誌、雑紙類などのリサイクルできる紙ごみは何でも持ち込み可能で、料金なども掛かりません。
    ※詳しくは「古紙リサイクルセンター」を参照ください。
  3. 大型スーパーなどで実施している店頭回収も利用しましょう。
    市内の大型スーパーでは、ごみの減量化や資源のリサイクルを目的として各種リサイクルボックスなどの回収容器を設置する活動を行っている店舗もあります。
    店舗毎に異なりますが、缶、ペットボトル、白色トレイ、新聞、雑誌、ダンボールなどを回収し、ポイント付与などの特典がある店舗もありますので、お買い物のついでに利用してみてはどうでしょうか?
    ※回収できる品目やルールなど店舗毎に異なりますので、ルールを守ってご利用くださいますようお願いいたします。
    ※詳しくは「資源ごみ店頭回収実施店舗」を参照ください。
いろいろなリサイクルについて

 資源ごみだけではなく、他にも色々なリサイクルがあります。ごみの減量や資源のリサイクルになりますので、積極的に活用してください。

  1. 雑紙のリサイクル
    むつ市の「もえるごみ」の約16%は「紙類」となっています。
    たいしたことないように思いますが、ご家庭から排出された「もえるごみ」は、平成26年度の場合、年間で12,565トンもありますので、その16%となりますと約2,000トンにもなります。
    ダンボール、新聞・チラシ、雑誌・書籍、紙パックはもちろん資源ごみになりますが、それ以外の紙製品も「雑紙」としてリサイクル可能なものがたくさんあります。
    雑紙のリサイクル1 雑紙のリサイクル1
    お菓子やティッシュの空き箱、紙袋、包装紙などで、見かけた事があると思います。
    市では、このマークが付いた紙も他の紙類資源ごみと同様に、「雑紙(ざつがみ)」として回収しています。お菓子やティッシュが無くなったら、包装紙を剥がして贈り物を取り出したら、空き箱や包装紙を「もえるごみ」にしていませんか?
    「雑紙(ざつがみ)」は大切な資源の一つです。しっかりとリサイクルに回しましょう。
    【県民総参加で取り組もう!「雑紙(ざつがみ)の資源回収」】(青森県HP)このリンクは別ウィンドウで開きますもご参照ください。
  2. 小型家電のリサイクル
    「都市鉱山」と言われるほど、ごみの中に排出される家電製品の中には「レアメタル」が含まれています。
    日本は天然資源に乏しい国ですが、国内に蓄積されリサイクル対象となる金属量は、世界有数の資源国に匹敵するほどだそうです。
    ただし、それは「リサイクルされた場合」のことで、「廃棄物処理」された場合は眠れる資源となってしまいます。
    「小型家電のリサイクル」は、廃棄されることの多い小型家電製品に含まれる有用金属をしっかりとリサイクルしようという目的のものです。市では、平成27年度に実証事業に参加し、平成28年度からは下北地域5市町村共同で、小型家電回収事業を行っております。
    現在、市内6箇所に回収ボックスを設置して小型家電の回収を行っているほか、アックス・グリーンでももえないごみに含まれる小型・中型家電の「ピックアップ回収」を行っております。
    むつ市立図書館小型家電回収ボックス むつ市役所本庁舎小型家電回収ボックス

ふだんお使いの家電製品の中で

STEP1:修理すれば使えるものは修理し、できるだけ長く使い続けましょう。

STEP2:自分では不要だけど、まだ使えるものはできるだけ「リサイクルショップ」や「フリーマーケット」などへ持ち込み、次に使いたい方を探しましょう。

STEP3:寿命を感じたら、小型家電リサイクルや携帯電話リサイクルへ回しましょう。

詳しくは、下記のページをご参照ください。

 市では、店舗や事業所などに「リサイクルボックス」を設置して、資源ごみの回収に協力いただける事業者・企業を募集しています。
 ボックスからの回収は市で行いますので、興味のある方は下記までお問い合わせください。皆様からのご応募をお待ちしています。

この記事をSNSでシェアする
  • Twitter
  • facebook
  • LINE

この記事へのお問い合わせ

民生部環境政策課

〒035-8686

青森県むつ市中央一丁目8-1

電話:0175-22-1111(代表)

環境衛生担当 内線:2451~2454

廃棄物対策担当 内線:2461~2464

アンケートフォームホームページのよりよい運営のため、アンケートにご協力をお願いします

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

質問:ご意見・ご要望をお聞かせください。

※ 施設利用など(予約・申込等)については、アンケートでは受付できません。各施設へご連絡ください。

ページ上部へ