浄化槽をお使いの方へのお願い

お使いの浄化槽は設置から30年以上経っていませんか？

　浄化槽本体の耐用年数はおよそ30年と言われていますが、浄化槽は地下に埋められているため、知らない間にひび割れが生じていたり、漏水していたりするかもしれません。

　平成13年（2001年）より前に設置された浄化槽は、「単独処理浄化槽」といって、トイレのし尿だけを処理するものの可能性があります。

単独処理浄化槽の切り替えのお願い

　単独処理浄化槽は、トイレのし尿だけを処理するものです。

　単独処理浄化槽を使用している場合、お風呂や台所などの排水は処理されずにそのまま放流されているため、水環境汚染の原因となっています。

　合併処理浄化槽は、トイレだけでなく、お風呂や台所など、家庭からの排水をすべて処理するものです。

　合併処理浄化槽は、適切に使用することで、排水に含まれる汚れの９割程度を取り除くことができます。

　浄化槽法では単独処理浄化槽から合併処理浄化槽へ転換すること、また下水道法では下水道区域の方は速やかに下水道へ接続することが、それぞれ定められています。

　適切な汚水処理は、住環境を改善するだけでなく、川や海などの自然、そこで行われる産業を守ることにつながります。

　お住いの地域が下水道の区域であるかご確認の上、下水道区域の方は下水道へ、下水道区域外の方は合併処理浄化槽への早めの切り替えをお願いします。

　※下水道区域の確認は、下水道課までご連絡ください。

　※切り替え工事は、補助制度を利用できる場合があります。

・各種補助制度について（補助制度説明のページのリンクです。）