適正受診と医療費節約について
ジェネリック医薬品とは?
医師から処方されるお薬には、新薬(先発医薬品)とジェネリック医薬品(後発医薬品)の2種類があります。
医薬品の開発には長い時間と多くの費用がかかることから、新薬は一定期間、特許に守られ販売されます。この特許が切れた後に、新薬と同じ成分を使って製造されるものがジェネリック医薬品です。
効き目や安全性は?
新薬と同じ成分を使って製造されるため、同等の効能が確認されています。また、品質再評価を済ませているので、安全性も十分な医薬品になっています。
どんな種類があるの?
高血圧や脂質異常症、糖尿病のお薬など、さまざまな症状に対応したものがあります。
どれくらい安くなるの?
新薬の特許が切れてから製造・販売されるため、開発経費も少なくなります。お薬によっては3~5割程度安くなり、医療費の節約に役立ちます。
医療費の負担を減らすために一度、医師や薬剤師にご相談してみてください!
後発医薬品に切り替えた場合の差額をお知らせします
現在服用されているお薬を後発医薬品「ジェネリック医薬品」に切り替えた場合、どの程度お薬代を軽減できるかの参考としていただくために、差額のお知らせを送付します。
お知らせの時期は1月と9月の年2回で、35歳以上の方が対象です。
通知されるお薬は、特定の慢性疾患で後発医薬品「ジェネリック医薬品」が存在するものに限りますので服用中のすべてのお薬が表示されるものではありません。
参考
セルフメディケーションとは?
自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすることです。
取り組みポイント
適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠や休息を心がけ、健康状態を自己管理するなど、日頃の健康を意識することが大切です。
軽度な身体の不調を手当てするためには、OTC医薬品(処方箋なしで購入できる医薬品)を上手に利用しましょう。
OTC医薬品の購入費用が高額になったとき、一定の条件を満たせば医療費控除の特例として所得控除の対象となります。
所得控除について詳しくは、www.city.mutsu.lg.jp/index.cfm/33,64803,20,704,html
わからないときは自己判断せず、薬剤師などの専門家に相談しましょう。
OTC医薬品を使用しても症状が改善しないときや、重症化しているときにはきちんと医療機関を受診しましょう。
