令和５年度地域幸福度（Well-Being）測定アンケートの実施について

地域幸福度（Well-Being）指標

デジタル庁が進めている「デジタル田園都市国家構想」では、「心ゆたかな暮らし」と「持続可能な環境・社会・経済」を実現することを目的としています。
地域全体の幸福度を示す指標として、（一社）スマートシティ・インスティテュートが作成・開発したLWC指標の活用が推奨されています。LWC指標とは、Liveable Well-Being City指標の略で、市民の「暮らしやすさ」と「幸福感（Well‐Being）」を指標で数値化・可視化したものです。
この指標を活用し、むつ市ならではの地域特性を把握し、今後の政策立案に役立てたいと考えています。

地域幸福度（Well-Being）指標（概要）

デジタル田園都市国家構想で目指すもの

市民のWell-Being向上に向けた指標の活用

LWC指標利活用ガイドブックより引用

むつ市の地域幸福度（Well-Being）指標概要表

ウェルビーイング指標では、客観指標と主観指標のデータをバランスよく活用しています。

主観指標：アンケート調査から市民のウェルビーイングを測定
客観指標：オープンデータ（健康診断受診率、小学校数、投票率等）から市民の暮らしやすさを測定

（一社）スマートシティ・インスティテュートが全国アンケート調査の結果（主観データ）及び自治体単位の暮らしやすさの客観データを偏差値化し、ホームページで公開しています。むつ市の客観指数のグラフをもとに、ウェルビーイング指標概要表を作成しました。

令和５年度地域幸福度指標

令和５年度地域幸福度（Well-Being）指標測定アンケートの実施

笑顔輝く希望のまちむつ市に向けて

デジタル施策に関しましては、市民の生活の質の向上に資することで、地域の幸福度（Well-Being）の向上に繋がることが必要とされております。

現在の地域の幸福度（Well-Being）を測定し、今後のデジタル施策に生かすため、次のとおり「令和５年度地域幸福度（Well-Being）測定アンケート」を実施いたしますので、ご協力をお願いいたします。

なお、アンケートの設問は、一般社団法人スマートシティインスティテュートが作成し、デジタル庁がデジタル田園都市国家構想の実現に向けて全国の自治体での活用を推進しているものです。一部設問については、本市の特性に合わせ、変更・追加しております。

アンケート概要（結果）

対象　むつ市民
期間　令和5年10月3日から12月10日まで
回答方法　以下のリンク先からWEBでの回答または紙での回答
※このほか市情報・DX戦略課、図書館、各庁舎管理課窓口で回答用紙を備え付けています。

アンケートWEB回答はこちらからお願いします（アンケート回答は終了しました）

回答数　1072件

調査結果（概要）

幸福度は全国平均に比べやや低いが生活満足度は全国平均と比べ低い
年代別では生活満足度が高齢になるほど高く、一番低いのは男女ともに40代であったことから子育て世代の環境をより良くすることが生活満足度を高める上で重要な因子であると推察される
一方、むつ市民は、将来のために文化を残したい気持ち及び町内の人が困っていたら手助けをする気持ちが非常に高い
「買い物・飲食」「住宅環境」「初等・中等教育」「地域行政」「公共空間」「事故・犯罪」「地域との繋がり」「文化・芸術」「教育機会の豊かさ」は生活満足度との相関性が高く、「住宅環境」「文化芸術」についてはアンケートの得点も高い