カモシカとの付き合い方

　近年、市街地においてカモシカの出没事例が増えています。場所によっては日常的に目撃されるところもあります。

　カモシカは国の特別天然記念物に指定されており、保護の対象となっています。カモシカを発見した場合は下記のように対応をお願いいたします。

生きている場合

　カモシカは本来おとなしい動物であり、人や他の動物に危害を加えることはあまりありません。ただし、自分が追い詰められたと感じてパニックになってしまうと、逆に相手に向かってくる場合もあります。

　カモシカと遭遇したら必要以上に近づかず、カモシカの逃げ道を塞がないようにして様子を見守ってください。特に犬に吠えられると興奮してしまうので、飼い犬は近づけないようにしてください。

　生活上、交通安全上問題がある場合は、教育委員会生涯学習課まで御連絡ください。

ケガや病気で動けない場合

　教育委員会生涯学習課まで御連絡ください。道路上で交通の妨げになっている等、緊急時以外はなるべく触れないようお願いいたします。

幼獣のみの場合

　近くに親がいることがほとんどで、場合によっては親が威嚇してくることもありますので近づかないようにしてください。

　また、幼獣は一度保護してしまうと野生復帰させることが困難になりますので、保護しないでください。

死亡している場合

　速やかに教育委員会生涯学習課まで御連絡ください。記録をとる必要がありますので、緊急時を除き、動かさないでください。

農作物等への被害について

　庭木や農作物等に対する被害については、ネットを張るなど侵入させないようにすることで防ぐことができます。

　同じく、ペットがカモシカと遭遇する危険性がある場合、敷地内にカモシカが侵入しないよう、柵等を設けることも有効です。

　対策等については、産業政策部農林畜産課畜産鳥獣グループへお問い合わせください。