山本むつ市長が台湾高雄市を訪問

　むつ市立川内中学校と台湾高雄市にある陽明国民中学は、1988年から交流を開始し、1993年4月30日に正式に姉妹校締結をしました。山本市長は今回はじめて台湾高雄市を訪れ、教育分野での交流を継続するとともに、今後は両市間での経済交流へ発展させるべく、関係機関を訪れました。

羅達生・高雄市副市長表敬訪問

　1月29日(月)、山本市長は羅達生・高雄市副市長を表敬訪問しました。山本市長は会談で、これまでの30年にわたる両市の交流を振り返るとともに、今後観光や貿易等の経済面でも連携していきたいと述べました。羅達生・高雄市副市長は、教育分野での交流をはじめとした経済分野や他の分野においても互いに議論を重ねていきたいと述べました。

陸奥帆立貝遊樂日

　1月27日(土)と1月28日(日)、高雄市にある台湾最大のショッピングモール「高雄夢時代」においてホタテをはじめとした市特産品等のプロモーションイベントを開催しました。このイベントは、ALPS処理水の放出に伴い、中国による日本産水産物の輸入禁止措置で市内事業社のホタテ加工品の供給先が減少していることから、高雄市での販路拡大を目指したものです。1月28日(日)は山本市長もイベント会場を訪れ、ホタテ加工品のほか、海峡サーモンやりんごワインも買い物客らに直接プロモーションを行い、高雄市との経済交流のスタートに弾みをつけました。

教育交流

　1月29日(月)、山本市長は張永芬・陽明國民中学長と面会し、関係者の皆様との昼食会に参加しました。2023年度は姉妹校締結30周年を記念して、交流事業を実施しました。2023年5月には陽明国民中学の生徒が当市へ来訪し、川内中学校での交流会などを行いました。同年11月には川内中学校の生徒10名が陽明国民中学を訪問し、学生同士の交流やホームステイを体験しました。