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金属キャスクの4つの備え

金属キャスク

 

その1:放射性物質を閉じこめる

 分厚い鋼鉄製の金属キャスクの中に使用済燃料を入れ、その筒と一体となるように鋼鉄製の(1)一次蓋と(2)二次蓋をかぶせることによって、使用済燃料に含まれる放射性物質を厳重に閉じこめます。

 

その2:放射線をさえぎる

 分厚い金属の(3)内筒と(4)外筒で使用済燃料から出る放射線をさえぎります。この筒でさえぎることのできない中性子は、キャスク内部にある(5)中性子遮へい材でストップさせます。
 これらの効果により、キャスク表面の放射線は内部の100万分の1程度にまで低くなります。

 

その3:臨界を防ぐ

 核分裂が連鎖的に起こって膨大な熱を発する現象である臨界が、原子力発電所の原子炉の外で起こることは絶対に避けなければなりません。
 中間貯蔵施設で使用されるキャスクには、内部に(6)バスケットと呼ばれる仕切板があり、使用済燃料が1カ所に集まらないようにしています。また、バスケットには、ホウ素などの核分裂を引き起こす中性子を吸収する物質が含まれており、臨界が起こらないようになっています。

 

その4:熱を取り除く

 キャスクの内部に、熱を伝えやすい金属の板((7)伝熱フィン)を取り付けて、使用済燃料から出る熱をキャスクの表面に伝えます。キャスク表面に移動した熱は、自然対流によって施設内に取り込まれた外気で冷やして取り除きます。

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