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ダンボールコンポストで生ごみの堆肥化を!

趣旨

 むつ市は、「住民一人当たりのごみ排出量」が、青森県内でも高い数値となっており、ごみの減量化対策は重要な課題です。

 この問題を解決するため、もっとも効果的な方法が、むつ市のもえるごみの約5割を占め、その性質上、水分を多く含んでいる生ごみの減量です。

 また、生ごみの減量を進める上で忘れてはならないのが、生ごみは堆肥化できるという事実です。

 つまり、少しの手間と工夫によって、有機肥料の入手とごみの減量が同時に可能になります。

 ダンボールコンポストは、これらのことを踏まえており、なおかつ、家庭で手軽に取組むことができるものです。

 ぜひ、はじめてみませんか?

※気温の低い冬はごみの分解が遅くなりますが、春の施肥に向けて、今から取り掛かっておくのがオススメです。

ダンボールコンポストとは?

 ダンボールコンポストとは、ダンボール箱を利用した生ごみ処理容器のことです。

 その仕組みは、ダンボール箱の中に土壌改良材を入れた簡単なもので、微生物の力によって生ごみを分解し、堆肥を作るというものです。

ダンボールコンポストのメリットとは?

  • 電気を使わない 
  • 発酵材などの薬品を使わない 
  • 材料が安い
  • できた堆肥を有機肥料として利用できる
  • ごみの減量化・資源化につながる

準備するもの

ダンボール箱(2個)

みかん箱程度(40立法センチメートルくらい)の大きさのもので、断面が二重構造のものが丈夫で長持ちします。
かき混ぜるのが簡単なため、口の広いものがオススメ です。

ダンボール断面図

基材

  • ピートモス(15リットル)
    水ごけが堆積し腐植したものを乾燥、粉砕したもの。
  • くん炭(10リットル)
    もみ殻を炭にしたもの。
  • 配合割合
    ピートモス対くん炭=3対2

※土壌改良材としてホームセンターなどで数百円で販売しています。

底敷用ダンボール(1枚)

ダンボール箱の底を二重にして補強するためのもので、底の大きさに合わせて加工します。

防虫カバー(1枚)

ダンボール箱の中に虫が侵入するのを防ぐためのもので、通気性のよいもの。

Tシャツを加工したものやバスタオルで代用できます。 

底上げ台

ダンボール箱の底の通気性を保つためのもの。

苗ケースや木片など

ガムテープ

カドや穴を補強する際に使います。

スコップまたはゴム手袋

ダンボールコンポスト内をかき混ぜる際に使います。

あれば便利なもの

  • 温度計
    基材の温度を測るためのもの。微生物の活動状況を確認できます。
  • はかり
    生ごみの量を計量することができるため、どれだけ減量したか実感できます。

準備例

ダンボール・ゴム手袋・スコップ・温度計・ガムテープ

準備イメージ1

ピートモス(左)とくん炭(右)

準備イメージ2

土台(写真は苗ケース)

準備イメージ3

防虫カバー(Tシャツを加工したもの)

準備イメージ4

防虫カバー作成方法

防虫カバーは、袖部分(切り取り後)と首部分を縫い合わせることで作成できます。

防災カバー作成方法

容器の作り方

  1. 一つ目のダンボール箱のカドや穴をガムテープで補強します。

作り方1

 

  1. ふたつ目のダンボール箱は、底以外の部分を同様にガムテープで補強します。

作り方2

 

  1. 一つ目のダンボール箱の底部分の補強のため、底敷用ダンボールを隙間ができないように敷きます。

作り方3

 

  1. 一つ目のダンボール箱の中にふたつ目のダンボール箱を入れます。
    カドをたたいてつぶしてもらうと入りやすくなります。

作り方4

 

  1. 容器の完成です。

作り方5

設置方法

  • 水に濡れない場所に置きます。※水に濡れるとダンボール箱が傷みます。
  • 通気性をよくしてください。※底上げ用の台の上に乗せ、壁などからも離してください。

設置方法

生ごみの投入前に

  1. ダンボール箱の中に基材を入れます。

利用前の準備1
 

  1. 基材をよく混ぜ合わせて全体に空気を取り込みます。
    ※時間をかけて、よく混ぜ合わせてください。
    ※水分を加え、粉、ほこりが立たない程度に湿らせてください。

利用前の準備2

利用前の準備3

利用前の準備4

投入方法

  1. 基材の中心に穴を堀り、掘った穴に生ごみを投入します。
  • 1日の投入量は、500グラムを目安としてください。
  • 生ごみは小さくした方が分解しやすくなります。
  • 塩分を多く含むものは、投入しないでください。

投入方法1

投入方法2
 

  1. 投入した生ごみと基材がよく混ざるように全体をかき混ぜます。
  • 基材の表面に生ごみが出ないようにします。

投入方法3

投入方法4
 

  1. かき混ぜ終わったら防虫カバーをかぶせます。

投入方法5
※空気を取り込むため毎日(生ごみを投入しない日も)、全体をよくかき混ぜてください。 

投入期間の目安

「ダンボールコンポスト」の使用期間は、1日平均500グラムの場合で、約3ヶ月投入できます。

以下の状態は、生ごみ終了のサインです。

  • 基材のかたまりが多くなり、べたついた状態になった。
  • アンモニア臭がする。 
  • 生ごみを投入しても、分解が遅い。また、温度が上がらない。 

分解について

  • 開始してすぐには、分解は始まりません。1週間から10日程度かかりますが、温度が上昇し微生物の活動が活発になると、分解しやすいものは数日で形がなくなります。  
  • 温度が低すぎる(10℃以下)と、微生物の活動が弱まり、生ごみの分解が進みません。
    (冬場は、毛布などを利用し全体をおおって行うのもよいです。) 
  • 廃食用油(コップ1杯程度)、米ぬか(コップ1杯程度)、ご飯、肉などのカロリーの高いのものを加えると温度が上がり、分解が進みます。
    ※温度が上がらない場合は、生ごみの投入量を減らすか、一時中断してください。 
  • 野菜中心の場合は、温度はそれほど上がりませんが、確実に分解されます。

分解されやすいもの

ご飯、野菜くず、肉、魚、お茶がら、コーヒーがら、廃食用油、米ぬか

分解されにくいもの

卵の殻、果物(レモンなど)の皮、根菜類(大根など)の皮

分解しないもの

骨、種、たまねぎの皮、トウモロコシの芯

熟成して堆肥へ

  1. 生ごみの投入をやめてからも、生ごみの形がなくなるまでは水分を保ちながら1日1回は、かき混ぜてください。
  2. 生ごみの形がほとんどなくなったら、水分を与えずに、週に1、2回かき混ぜてください。
  3. その後、基材の水分がなくなり、サラサラの状態になったら、1ヶ月以上寝かせて堆肥の完成です。 

堆肥の使い方

  • そのまま使用すると、養分の濃度が高いため、植物が枯れることがあります。そのため必ず土に混ぜて使用してください。
  • 〈堆肥対土=1対3~5〉の割合で混ぜ合わせます。
  • 堆肥をすぐに使わない場合は、ビニール袋などに入れて保管できます。

Q&A

分解について

生ごみを入れ続けると、ダンボール箱が満杯にならないの?

生ごみは分解されると、体積が大きく減少します。そのため、ダンボール箱が満杯になることはありません。

生ごみの分解が進まないが、どうすればいいの?

開始してすぐには、微生物が少ないため、分解が遅いことがあります。

2週間ほどしますと、微生物も増え、分解も進んで温度も上昇していきます。それでも分解が進まない場合は、2つの原因が考えられます。

  1. 水分不足
    基材に含まれる水分が減少し、乾いている状態だと分解がうまくきません。水分を追加し、手で握って団子になるくらいの固さの水分量を維持してください。
  2. 気温が低い
    温度が低すぎる(10度以下)と微生物の活動が弱まり、分解の進みが遅くなります。適量(コップ1杯程度)の廃食用油や米ぬかを投入すると、温度が上昇し分解が促進されます。

害虫・トラブル

害虫が発生したが、対処法は?

基材の温度が上がると害虫は死滅します。そのため、害虫が発生した場合には、適量(コップ1杯程度)の廃食用油や米ぬかを投入し、よくかき混ぜてください。

もしくは、ビニール袋に入れて口を縛り、1~2日間天日干しすると死滅します。虫は取り除かず、再度ダンボールに入れて使用できます。殺虫剤は、ダンボールコンポスト内の微生物を死滅させるので絶対に使わないでください。

においがしてきたが、対処法は?

一度にたくさんの生ごみを入れると、温度が急激に上がり、カビや土くさいにおいがしますので入れる量を調整してください。また、生の魚や肉などを入れるとにおいがきつくなります。その時には、生ごみの投入を止めてかき混ぜるだけにしてください。2、3日でにおいは落ち着きます。
※魚や肉は一度湯通し、もしくは火を通してから入れるとにおいが少なくなります。

※お茶がらやコーヒーがらを入れるとにおいが和らぐと言われています。

※くん炭を追加することも効果的です。

カビが発生したが、対処法は?

基材の表面に白カビが生えることがありますが、これは好気性菌であり、人体には無害なものです。そのまま続けて問題ありません。

取扱説明書

ダンボールコンポスト取扱説明書PDFファイル(7711KB)

モニター募集中

毎年、ダンボールコンポスト講習会を開催しておりますが、市環境政策課にてモニターを随時募集中です。興味のある方はぜひお問い合わせください。

※モニターとなっていただいた方には、ピートモス(15リットル)とくん炭(10リットル)をプレゼント。

※ダンボールコンポスト講習会は、引き続き、出前講座でも行っています。詳しくは「ご注文承り中!出前講座」をご確認ください。

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この記事へのお問い合わせ

市民生活部環境政策課

〒035-8686

青森県むつ市中央一丁目8-1

電話:0175-22-1111(代表)

環境衛生担当 内線:2451~2454

廃棄物対策担当 内線:2461~2464

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